何度も痛い目をさせたり、病院に行くなら、療法食キャットフードの方が良い
私は、旦那さんと2人暮らしで共働きの40代です。飼っている猫は3匹です。1匹目は雑種の11歳メスで2匹目は雑種の9歳オス、そして3匹目は雑種3歳メスになります。子供のいない私達にとって、3匹の猫達は子供のような存在です。
以前買っていたキャットフードは、ホームセンターでもよく目にするようなお値段がお手頃なものです。味もフイッシュテイストなど、猫好みのものが色々ある国産の物でした。
キャットフードを買い替えようと思ったきっかけは、1匹目のメス猫が尿路結石になったからです。
キャットフードが原因で尿路結石と診断されました
何度も何度もおしっこをしにトイレに行くので「おかしいな?」と思い、動物病院へ連れて行くと「尿路結石ですね。」と診断されました。
石が出来て、膀胱や尿管を傷つけるので膀胱炎になっていたのです。どうして尿路結石になったのか原因をたずねてみたところ、フードが原因との事でした。
最近のフードは美味しくて香りも良く、とても猫好みになっているそうです。しかしその一方、余計な添加物なども多く含まれるようになり、石が出来やすい体質の猫にとっては向いていないのだそうです。
その後、動物病院お勧めの療法食で石を溶かして予防をするというキャットフードを教えて頂きました。
酷い便秘の原因は「ライト(カロリー少な目)」でした…
我が家には3匹猫がいますので、どうせなら3匹ともその療法食に変更しても良いか、動物病院の先生に確認してみることにしました。すると「予防になるので、結石ではない猫に与えても問題は無い」とのお答えでしたので、早速その日から全頭変更しました。
国産で味はフィッシュテイスト。動物病院でもホームセンターでも手に入ります。2匹目のオス猫が肥満ぎみでしたので、「ライト(カロリー少な目)」の物を購入しました。
ところが数日経ってみると、2匹目が酷い便秘になってしまったのです!原因はライトを与えていたからでした。
値段は高いですが、最終的には3匹とも結石猫用の療法食キャットフードに切替しました。
ライトのキャットフードには、食物繊維が多く含まれているのだそうです。その子の体質にあわなかったようなのです。それからまたまた変更することになりました。食物繊維が多く含まれていれば、便秘にならないと思うのですが‥。
そうは言っても仕方がありません。今度はライトではない、通常の結石猫用の療法食です。療法食は通常のキャットフードよりも随分と値段は高いですが、健康の為には仕方のない事だなと思っています。
痛い思いや辛い思いをさせたり、病院に何度も通い治療費をかけるくらいなら、事前に予防出来るキャットフードを与えていた方がずっと良いと思います。最終的には、3匹とも同じ尿結石用の療法食キャットフードをあげてます。
どんな食事を与えるのかということが大事
また、飼い主が良かれと思っても、結局は猫の体質に合わない事もあります。人間同様、猫も1匹1匹体質が違うのだなと改めて知る事が出来ました。
猫がおしっこに何回も行くようになった時、最初は「軽い膀胱炎かな?」くらいの気持ちでいました。しかし、病院での検査でまさかの「結石」体質が判明し、驚きと同時に何でも軽く判断してはいけないなと思いました。
口から入るキャットフード1つで病気にもなり得るのです。しかし予防も出来る事が今回わかり、どんな食事を与えるのかということが大事なことなんだなと痛感しました。